みなさん、こんばんは！
現役トレーラー運転手Cozyです(^-^)
今日の話は、ブログのネタとして”ある意味で怖い”という話で、どうしても書きたかったので書いていこうと思います。
この話は、約20年くらいのことになります。
確か、世間では”練炭自殺”がニュースで連日報道された時期だったと思います。
その当時勤めていた会社でも、先輩運転手やまたは運転手のご家族の方が、練炭を使った自殺を選んでしまったということがありました。
ある日のこと。
自家タンクのある本社で、給油をするため立ち寄り、翌日の配車を聞くため、事務所に顔を出し配車を確認して外に出ると、配車係のMさんに呼び止められました。
困惑した顔で、最近Kさんと会ったか？と聞かれました。
そういえばKさんとは、最近は仕事も一緒になっておらず、電話でもやり取りしていなかったなぁと思い返しその旨を伝えました。
なぜ聞いたのかと聞き返すと、その先輩運転手のご家族から連絡があり、当人と連絡が取れないこと。
何か悪いことになっていなければ良いと思っていたのですが、その翌日だったと思います。
ある公園の駐車場で、練炭自殺で亡くなっていたところを、近くの住民の通報により発見されていたそうです。
お子さんの進学のための学費と、借金が重なって悩んだ末の自殺だったとご家族からの報告を会社は受けたそうです。
長距離をメインに働いていたその先輩運転手は人柄も良くて、好感が持てる人だったので、亡くなったことがショックでとても残念に思いました。
それから、1ヶ月も経っていないうちに、今度は別の先輩運転手の奥さんが、普段奥さんが乗っている車の中で練炭を使って自殺をされたそうです。
どうやら、うつになってしまって自殺したんだと噂では聞きましたが、デリケートな話なので特に根掘り葉掘り聞くようなことはしませんでした。
その先輩運転手の奥さんが亡くなって数日が経った頃、旦那さんである”H”さんから、ケータイに電話があったので、先ずお悔やみを伝えた上で話をしていたら、「Cozy君さ、誰か車を安く買いたい人知らない？」と聞くので「どうかしたんですか？」と聞き返すと「いやさ、かみさんが乗ってた車なんだけど、誰か安く買ってくんねぇかなあと思ってさ」と言ったんです。
「・・・・それって、まさか練炭自殺をした例の車？」と、もちろん言葉は選びましたが、そのニュアンスで聞いてみると、やはりその例の車でした。
自分の奥さんが、うつが原因なのかは解りませんが、その亡くなった場所である車を、安くするから誰か買わないかと、聞いてくる”H”さんの考え方は、正直理解ができず、言葉を濁して電話を切りました。
その車がどうなったのかは、あえて聞かなかったので、どうなったのかは知りませんが、中古車屋にでも売ったのでしょうか？
みなさんがもし、車は乗れればよい、安いなら尚良いと思って車探しをしていたら、こういう事情で手放された、ある意味事故車を手に入れてしまうかも知れないですね。
よく昔の怖い話には、事故を起こした車を手に入れて、幽霊を見た、または幽霊を見て事故を起こしたなんて話が本やTVの怖い話のネタになっていましたが、交通事故を起こしていない、事故もあるんですよね・・・。
どうか、そんなことにならぬようにお気をつけくださいませ。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました・・・
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