危険はどこにでもある

道路陥没はこれから増加も?

どーも!現役トレーラー運転手のポンコツCozyです!

先日、埼玉県八潮市二丁目の県道54号上で道路が陥没し、トラックが転落をした事故が大きく取り上げられていますが、これはわたしたち道路を日常的に使う仕事をしている人たちにとって、とても怖い話になります。
陥没の大きさによっては、小型車であれば回避しやすいこともあるのかも知れませんが、大型トラックやトレーラーとなると、なかなか難しくなるでしょう(-_-;)
今回の八潮市の陥没事故は半径約10メートル、深さ約6メートルとありますから、速度を出していたり、よそ見などの漫然運転をしていたなら、そもそも避けることは難しいですよね(>_<)
道路が陥没して、自分が落ちるかも知れないなんて、普段から考えて走行している人って、どれくらいいるんでしょうか?
大きな地震が起きた後とかなら、身構えるとは思うのですが、毎日のように道路を走っていて、「この先で道路が陥没するかも?」なんて、何かしらの事故に繋がる情報を知っているならともかく、まあ普通であればなかなか考えないですよね。

ですが、何年か前にも福岡県博多駅付近で、地下鉄の延伸工事の最中に大きく道路が陥没しました。
事故が起きた時間が早朝だったこともあり、負傷者1人が出てしまいましたが、死亡者が出なかったことは幸いです。
令和2年には、東京外かく環状道路(外環)の延伸工事で、近くの住宅前の道路が陥没したことも当時話題になりました。
ブログを書いている1月29日の早朝では、転落したトラックの運転手の容体は判っていませんが、無事であることを祈ります。

今回、八潮市の道路陥没は老朽化した下水管に土砂が流れ込んで、重みに耐えられずに陥没に至ったわけですが、重量物を運ぶわたしたちトレーラーやトラックも決められた重量で走ることを、意識しないといけないですね!
最近は、あまり言われることはありませんが、以前は荷主から「最大積載量を超えても大丈夫だよね?」なんて話もありました(;゚Д゚)
総重量で許可の範囲なら、大丈夫なんでしょうが、過積載で道路を陥没させて転落しましたでは、今の世の中では責任の追及により会社が吹き飛んでしまうでしょう・・・

上下水道などのインフラ老朽化問題は、これからもっと深刻になっていくようです(@_@;)
どこかの国と違い、手抜き工事をして橋やビルが倒壊することは、今の日本では考えにくいのでしょうが、地下に埋めたものを安全に管理することは、とてもコストがかかります。
労働人口が減り、物価があがることで今までのように維持することは困難と言われていますし、過疎化の地域では災害などで起きたがけ崩れや橋の崩落も手つかずになっているところもすでにあります。
インフラを維持するためには、”増税が必要だ”と〇〇税なんてなってしまうかもしれないですが、それは置いておいても、何が起こるかわからない。
だからこそ、運転をする際には、前を見て車間を取って、安全に止まれる速度で走らないといけないですね!という教訓のような出来事でした。

ということで、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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