episode33 午前2時53分の着信

みなさん、こんばんは。
みなさんは怖い話はお好きですか?
このブログでは、私Cozyが体験した恐怖体験、不思議な体験話。
そして私自身があまりのポンコツで在るが故にしでかした数多くのあり得ないほどの失敗談を書いております。

さて、今日のお話ですが。
つい先日の真夜中に起きた不思議な出来事について書いていこうと思います。

先週のこと、深夜…早朝というのか午前2時53分。
その日の仕事が3時半には出庫をしなければならなかったため、目覚ましを3:00ちょうどにセットしてトレーラーで寝ていました。
話はちょっと逸れますが、友人や仕事先で会う方との会話で、「トラックの中って寝れるもんなの?」なんて聞かれることもあるんですが、長距離仕様に工夫した寝台は、ある意味カプセルホテルのベッドより快適なんですよ♪ってことで、話を戻しますね。

その日もぐっすり寝入っていたんですが、突然のアラーム…ではない着信⁉が鳴ったので慌てて飛び起きました。
スマホは明るく点灯しており、電話に出ようとスマホホルダーに手を伸ばしたのですが…その時、異変に気づきました。


なんと、発信者の名前や番号は出ておらずホーム画面が見えるだけ。
もちろん、受話器のマークも出ていないので、電話に出ることも切ることも出来ず、ただただ、着信音が車内に響く異様な空気の中、何も出来ずスマホを眺めていました。
1~2分は鳴り続けていたでしょうか、ようやく着信音が止んで、画面が真っ暗になり、車内に静けさが戻ってきました。
あと数分もすればアラームによって起こされる前に起きた出来事に「あと数分寝れたのに~!!」とちょっとイラっとする気持ちと、あれ?何か虫の報せ的な感じ?と複雑な気持ちの中、とりあえず着替えを済ませました。
何かあれば誰かからの連絡があるだろうからと、待っていましたが特に何もないようなので良かったなぁなんて思いながら、トレーラーを走らせていたんですが、ふと以前知り合いのドライバーに言われたことが頭をよぎりました。「この埠頭はさ、人が埋められているなんて言われているけど、本当に何人か埋められていてもおかしくないよ」って。
荒くれものが跋扈する、この業界ですからそんなことがあっても不思議なことでないようです。
くわばらくわばら( ̄▽ ̄;)

もしかしたら、誰かが埋められている上で、知らずに寝てしまっていたのかもしれないなと…その日から寝るときは、停める場所を少しずらすようにしました。
その不思議な出来事は、その日限りでしたが。アラームの前に起こされるのは、ちょっと勘弁してほしいと思いました。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました…

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