言いたいことが言えない社会

伝え方の難しさ...

どーも!現役トレーラー運転手のポンコツCozyです!

つい最近のことですが、わたしの勤める会社に客先から「そちらの会社の運転手さんは、みんな輪止めをしない」というような趣旨の苦情が入りました。
(今どき納品先の現場や会社では、事故防止のためタイヤに輪止めをすることが当たり前になっています。)

営業所内では、約30人いる運転手を3つのグループに分けているのですが、ポンコツな私は入社順でいうと中堅クラスということもあり、2年ほど前からグループ長をしているのですが、ポンコツがポンコツを正すことはとても至難です。

グループ長になって、今までも事務所からの指示があれば、都度グループ内の運転手に直接LINEや電話などで伝達していたのですが、まあわたしがポンコツだということもあって、言うことは聞かないわ、やるなということはやるわで、現在までなんとかやってきましたが、いよいよ転換期がきました。

今年は、接触事故、製品事故が相次いでおきてしまっているんです(ーー;)
わたし自身も3月、納品先に向かう途中で3車線から2車線になる絞り込みで、強引な割り込みを受けて接触事故が起き、バックをする際に降りて確認をしなかったことで起きた逆突が2件、脇見による追突、その他に荷ズレ、破損、荷崩れ、荷物の落下事故と例年にはない事故が続いている状況にあります。

ただ、言えることは製品の破損、荷ズレ・荷崩れ、落下事故は固縛の仕方や走行の仕方に問題があるから起きることなのです。
荷物に合わせた固縛ができない、滑りやすい製品を積んでいてもいつも通りに走る。
正直、とてもプロです!なんて言えないほど、お粗末な話です。

そして、今回の「今どきになってこんな当たり前の事を指摘されるって、どういうことなんだい?」と、苦情を受けた支店長は頭を抱えてしまったわけです。
ということで、ここで話を冒頭に戻すと、この支店長から連絡を受けて班の人全員に輪止めの徹底をするように伝えるよう指示がありました。

そこで私は、グループLINEに
「お疲れ様です。先ほど客先から、おたくのドライバーは誰も輪止めをしていないとクレームがあったそうです。
今年は製品事故、交通事故が多発しています。支店長から東京の運転手は素人の集まりだと言われてしまいました。
改善できるよう、全員で気を付けていきましょう。」

という文面を送ったのですが、わたしの文章の書き方が悪く伝えたい内容よりも、”支店長から東京の運転手は素人の集まりだ”ということだけがフォーカスされてしまいました(>_<)

”素人”発言は、その時の電話で言っていたわけではなく、前々から何度か呆れ顔でつぶやく姿を見ていたので、これ以上がっかりさせたくないと思っていたので、みんなにもシェアして気をつけていけたらと思い文章に入れたのですが・・・

その文言をつけたのがいけなかったようで、一人の運転手が「これは言っちゃいけない言葉だ!社長に報告する。」とLINEに書き込みをしました。
この運転手は、普段から自分より後から入った人に、威圧的、そしてマウントを取っているんですが、自分が言うのは良くて言われるのは一切受け入れられないという、ある意味で厄介者。
太り過ぎで荷物の上に上がれない、片付けがめんどくさい時は、誰かが帰ってくるのを待って手伝わせるという、およそまともに仕事しているタイプではない彼の発言でしたが「社長に報告します」って、言っているけどやぶ蛇をつつくことになるんじゃないかな?と、これを見て思ったわけです。
仕事ができる人が、そんな奴らと一緒にされたら困ると憤慨するならわかりますが、仕事ができないのに出来ていると思い込んでいるからの反論だったのでしょう。

とはいえ、今回のことでメッセージを送る際に何度か読み直して大丈夫だと思ったので、送ったのですが、誤解をさせてしまう結果になったことは残念でした<m(__)m>
本を読むなどをして、伝え方についてもっと勉強しないといけないなと思った次第です。

いやぁ誰かに何かを伝えるって本当に難しいですね!
ということで今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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