行き過ぎたテイカーの末路
どーも!現役トレーラー運転手のポンコツCozyです！
普段はビジネス系の番組や必要そうなニュース以外TVを観ないようにしているのですが、YouTubeチャンネルを観ていると、夕方のニュース番組のコーナーでやっている”調べてみたら“（イットでしたっけ?）がホーム画面にアップされていたりしてつい観てしまうんですよね(^_^;)
特に“万引きGメン”の話が好きで（お店にとっては迷惑でしかない）ポンコツばかりの登場人物たちを、昔の自分に重ね合わせてしまうことがよくあり、今のわたしCozyの中で、“ポンコツぶり見て我がふり直せ“を心掛けるようにしています。
高齢者の万引きが増えているということですが、そもそも高齢者になったから万引き犯になったのか?
若い頃から盗み癖があって、知力体力が衰えたことで捕まるようになったのか?
または、将来への備えをしてこなかったことで、年金が少なかったりもらえなかったりして生活が出来なくて、生きるため仕方なくやってしまったのか。ダメなことですが心情は理解できます。
…っが、ふざけているのは保安官に呼び止められ店の中に戻され、責任者に会っても「盗んでません」「帰らせてください」「お金を払えばいいんでしょ!」なんて言って、挙げ句の果てには「お金を払うのが勿体なかった」だって。
わたしCozyもじゅうぶんポンコツですが、彼らはかなり振り切ってますよね!!
しかも、お金がある奴が盗む物って、生活に必要なものではなく高級肉や嗜好品が多いようです。
捕まっても悪びれない様子を観ていると、ある事に気づきました。
このブログを読んで下さっている殆どの方は、こういう思考を理解出来ないと思うのですが、視点を変えると、完全に“テイカー”ではないかなと。
テイカーの定義はGoogle先生に聞いてみると、表示されたサイトでは
※テイカー(Taker)・・・相手から奪うことばかりして「自分さえ得すればいい」と考えている人。
行動例：もっとお金をよこせと言う。 モノを盗む、他にも時間の搾取などが挙げられます。一部抜粋
これって、かなりマズイ思考ですよね💦
でも、過去のわたしCozyの経験とその当時の周りにいた人達は、かなり身勝手な行動をしていて、それを間近で見ていたからなのか、正直かなり恥ずかしい話ですが、自分自身も身勝手な言動をしてしまっていました。
今日のテーマにある前借り君（主に給料を前借りする）という情けない行動をとっていました。
確かに昔、わたしがよく話していた人達は、わたし同様にポンコツばかりで「金が足りないんだもん!前借りしなくちゃ生活できねぇよ!」
なんて言う今思うと、恐ろしい話を恥ずかし気もなく喋っていました。
運送業界では出勤日数に給与が左右される会社が多いと思います。
とはいえ、そもそも収入と支出の管理が全く出来ておらず、今、財布の中にいくら入っているのかも自分で分からなくなっていました。
現在では、今月の給料はおおよそいくら、実際はいくら、手元の財布には今いくら入っているのかをほぼ把握しているので、余程のことがなければ、お金で動揺することはなくなりました。
つい先日、以前の会社でお世話になった先輩運転手のところに遊びに行ったときのことです。
その先輩は今は独立して個人で運送業を始めたのですが、同僚だった運転手（わたしも知っている人”前借り先輩”）も後から雇うことになったのですが。
その日はお盆休み中で、その“前借り先輩“には会えなかったのですが。先輩社長いわく”前借り先輩“を雇ってから約2年で「前借りしてこなかったのなんて、今まで3回くらいか?それ以外は、いっつも次の給料はいつだっけ?なんて聞いてくるんだよ」なんて有り様。
彼は、ずーっと前借り生活から抜け出せていないようです。
お金のだらしなさから、奥さんとお子さんからは別居を言い渡され、実家暮らし。
先輩社長が“前借り先輩“のトラックの中を見てみろというので、運転席のドアを開けて中を覗くと、ヤニが窓にも壁にもびっしりこびり付き、ゴミ袋が何袋も積み上げられ激しい異臭がする、そう、まるでゴミ屋敷(>_<)💦
興味本位でうちの奥さんもちょっと中を見て、今まで見たことがないくらいびっくりした表情をしていました。
“前借り先輩”は現在55歳になるそうですが、よほどのことがない限り生活が改善することはなさそうです。
今現在の年齢で、マイナスの生活を続けていたら定年を迎えた先に、足りない生活費をどうまかなうのでしょうか?
今は、先輩社長がお金を先に支払ってくれていますが、それって来月の給料が未確定のうちに、前借りしていくわけですから、怪我をしても病気をしても、その給料の保障はないわけなんですよね。
まあ、それでも仕事ができているうちは良いのですが、彼同様ポンコツ出身のわたしとしては、数年後にTVのコーナーの中で、万引きGメンに怒られていないか他人事ながら心配しています。
もちろん、わたし自身もそうならないよう将来設計は早目に対策しておきます!!
ということで、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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