episode3 ばあちゃん⁉ComeBack!

今回は、前の記事(episode2)で書いた”ばあちゃん”のComeBack編に当たる話になります(^-^)

「おいおい!運転手なんちゃらのブログちゃうんか(`ロ´)ノ」なんて声が聞こえてきそうな感じがしますが、まあ、そうですね(^^;
本当なら現在の仕事でのポンコツぶりを色々書いていきたいのですが、過去から遡って書いていこうとすると、怪談ネタがわりと多く占めてしまうため、現在進行形~ingを書きたいのはやまやまですが、どうしてもブログの記事として最初の方はこういう話題ばかりになってしまうこと、ご了承の程よろしくお願いいたしますm(__)m

さて、気持ちを改め直して本日の話ですが、正直なところ今まで多少の恐怖体験はしてきましたが、このブログを書くにあたり当時の状況を細かく背景なども思い出しているんですが、この話は今でも震えるくらい本気で怖かったんです(´д`|||)

今から約30年前、中学3年生だった3月に入ってすぐの真夜中3時頃に起きたことです。
当時も、ほぼ不登校状態で同じ不登校仲間の家で、いつものように深夜までTVゲームなどをして過ごした後に帰宅しました。

もちろん、そんな時間ですから家族は当然寝ています。家族を起こすと、とっても面倒なことになるので極力音を立てないように気をつけて、玄関の鍵をカチリとゆっくり開け、ドリフのコントでよくやっている泥棒のような分かりやすい歩き方で”抜き足差し足忍び足”・・・。
ゆっくり静かに玄関の中へ。なるべく音を立てないように鍵を閉めて、無事家に入ることに成功しました。

実家は、玄関の正面が壁、壁の奥は和室になっているんですが、仏壇があり、まあ誰かが泊まりに来たら客室代わりに使う部屋なんです。その時は、ひな祭りの季節だったので妹のために少々立派な雛壇が飾られていました。

誰も起きている気配のしない家の中。
電気の点いていない暗い玄関、そして廊下。誰かを起こしたらまずいので、もちろん電気を点けずに部屋まで進みます。足音を立てないように、ゆっくり足を上げ廊下を進み始めた瞬間!!
突然、誰もいないと思っていた和室にある雛壇に飾られているオルゴールが鳴り出したんです( ̄□ ̄;)!!
あまりの驚きに、心臓が口から飛び出しちゃうんじゃないかと、手を口に当てちゃうほどびっくりしました(>_<)

そのオルゴールは、ぜんまい式のタイプなので、直前に誰かが巻いていないと鳴るはずがないんです!
一瞬怯んでしまいましたが、よく考えれば家族・・・そう、親ですよ!!言うことを聞かないバカ息子を驚かせようとしたんだと思い、親父かおふくろか解らないけど仕方ない・・・一応声を掛けるか、なんて襖を開けて電気をパチッと点けると、誰もいないんです( ̄□ ̄;)

Cozy
Cozy

えっ?えっ?どゆこと⁉


何がなんだか解りません。
だって、誰もいないんですよ!ぜんまい式なんだから誰かが巻いていないとおかしいですよね・・・
しかし、鳴り止まないオルゴール。・・・明らかに鳴っているオルゴール。

Cozy
Cozy

夢じゃない(;゚Д゚)


ぞわーっと髪の毛が立ち、身震いしたあと、本当の恐怖が待ち構えていました。

雛壇のオルゴールから視線を逸らせずに立ちすくんでいると、襖の左手すぐにある仏壇の上に、急に人の気配のようなものを感じたので、視線を移すと祖母の遺影のあたりから、白い”もや”のような物が沸いてきて下に下りてくるのが見えました。

Cozy
Cozy

全く意味がわかりません(@_@;)

煙のような”もや”は、ゆっくり下りてきてだんだん人のような形になっていくんです(゜゜;)
足、腰、上半身を形作りそして顔、その姿は写真で見る”ばあちゃん”そっくり!いや・・・そのもの!!
幸い、その”ばあちゃん”らしき姿の人はこちらを向かずに、雛壇を見ているようでした。もしかしたら”ばあちゃん”かも知れないけれど、登場の仕方があまりに怖かった(いや・・・怖すぎた)ので、こちらを見ないうちに、ここから離れなきゃダメだと思い、家族を起こしてしまうかも知れないけれど、とにかく自分の部屋に入らなきゃ!
慌てて電気を消して、部屋を出て襖を閉め、バタバタと廊下、階段をかけ上がり、とにかく自分の部屋に入り急いでベッドに潜り込みました。しばらく震えが止まらなかったけれど、いつの間にか寝ていたのか、気を失っていたのか・・・気づいたら外は明るくなっていました。

夜中に起きたことを、おふくろに話したら「母さんの代りに、ばあちゃんが怒って出て来たんじゃないの?」なんて言うもんだから、思わず納得してしまった出来事でした。
文字にして説明するのは難しくて、わかりづらい表現かもしれないし、伝わりにくいとは思いますが(>_<)
”本当に怖かった”・・・っていう話。
ばあちゃん、今なら心配を掛けさせることはないだろうけど、昔は、色々心配掛けさせちゃってゴメンね!
っていうことで、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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