絶対に止まってはならない

雪道の上り坂での大失態

どーも!現役トレーラー運転手のポンコツCozyです!

暖冬は、大雪になるなんて言われますが、本当ですね💦

2月9日(日)大寒波が各地を襲っていて不要不急の外出は避けてとニュースで報じていた、そんな時、郡山市に機械装置を納品に行ったのですが、わたしCozy、何年ぶりかに”デカイやらかし”をしてしまいました(・_・;)

当日、トレーラー2台での納品だったのですが、十字路角の左手にある卸先の会社、その最後の信号手前で、30分ほど離れて先を走っていたS君が乗るトレーラーが、凍結したアイスバーンで立ち往生をしているのが見えました。
S君の乗るトレーラーをうまく交わせれば後で助けに行けるだろう・・・そう思って速度を落とし近づいて行ったのですが、その日引いていたシャーシは2台とも幅2.99м💦💦

最低7м以上の道路幅がなければ、交わすことができないのですが、大雪で道路は狭くなっていて、しかも左に大回りにするようにアプローチをしたところでのスタックで、さらに道幅は狭くなっていて、すり抜けが出来る状態ではなく、仕方なくS君のトレーラーから50мほど手前に止まる形になりました。

車を降り、S君の元へ駆け寄ったのですが、すでにチェーンを掛け終わる頃で、ひとまず車に戻り彼が動いてから一気に行こうと待ちました。
数分後、S君のトレーラーは動き出したので、わたしもそれに続こうと、雪道モードのスイッチを入れオートマのギアをマニュアルの1速に入れて、ゆっくりスタート・・・のはずが、アクセルを踏んだ瞬間、後ろに”ズズッ”と下がりました。
一瞬で自分の顔が青ざめていくのがわかりました。
呼吸を整え、ギアを入れ少しハンドルを切り下がり始めにタイヤが噛むことを願いましたが、虚しいままに打ち砕かれました(ーー;)

車はまた少し後進し、左にハンドルを寄せて止まったので、シャーシは右に流れます。
日曜日の工業団地、交通量が少ないことが幸いしました。
前進ができないので、バッグをしてチェーンを履くため、車体をまっすぐにしたいのですが、シャーシが右に向いているので、数十m下がりながらシャーシをまっすぐになるように調整をしました。
「よし、とりあえず片側だけでもチェーンを履いて脱出しよう!」と、まずはタイヤの上にあるカバーを外して、作業をしやすいように準備をしました。
2列に並んだタイヤの内側に木の板を噛ませれば、外側のチェーンは掛けやすくなるのですが、なんと積むのを忘れていました。
しかも、スコップも…(・_・;)

どんどん冷静さを失って、焦っていくのがわかりましたが、やれることを一つ一つしようと取り掛かりました。
チェーンをまっすぐに敷いて、ゆっくりバックをしながら、運転席側のチェーンを履いて、脱出を試みるもその場で雪を掻くだけ。
降り積もった雪が邪魔で助手席側のチェーンは掛けることが困難なので、ヘッドを切り離して作業をすることにしました。
連結ホース類を外し、シャーシの足を出し、カプラーロックを外し、前に出そうとしたのですが数十センチ前に出て、タイヤは空転しカプラーロックがカチャッと音がして、なんということでしょう、ヘッドは元に戻ってしまいました。
ヘッドでの脱出を一旦諦め、ホースを繋ぎ直し、足を上げようとしたのですが、すでに冷静に考えられていないわたし、何か嫌な予感がして、足を少しだけ上げて、運転席に戻り中低床の積み荷で後ろ荷重気味であるため、エアサスで少しでも前荷重になるようにして、再度車を動かそうとした時、やってしまいました。
ロックされていた・・・はずと思っていたシャーシは甘噛みしていたのか、カチャッという音をたて外れました。
「やばいっ!!!ホースが!シャーシが!!」坂の途中、シャーシが下がったら大変なことになると、一瞬で色々なことが頭をよぎり、慌てて外に出ると足を出していたことが、ある意味幸いしてホースは伸びてしまいましたが、切れずに止まっていてくれました!
シャーシを滑らせてしまってことは、かなりの大ごとですが、最悪の事態には至りませんでした。

ちょうどその頃、先に納品先に入ったS君が、なかなか来ないわたしを心配してくれて、様子を見に来てくれました。
悪天候で、しばらく荷物は降りそうもないらしく、現在までの状況を話し、S君に手伝ってもらうことになりました。

長くなってしまったので②へ続きます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪



コメント

タイトルとURLをコピーしました