episode14 時空の歪み

みなさん、こんにちは。
みなさんは怖い話はお好きですか?
このブログでは、私Cozyが実際に体験した恐怖体験、不思議な体験話。
そして私自身があまりのポンコツで在るが故にしでかした数多くのあり得ないほどの失敗談を書いております。

さて、今日のお話はどうも未だに解せない、腑に落ちない自分自身が体験したエピソードでございます。

トラック運転手や普段から車を運転される方なら、1時間で走れる距離がどのくらいか、高速道路なら何km、下道なら何kmくらい走れるかは大体の予想がつくかと思います。

約25年程前、今のように高速道路が沢山は無くて、環八や環七は万年渋滞。まだ首都高の湾岸線は全線繋がっておらず、横浜ベイブリッジから千葉方面の東行きへは、横羽線を経由しなければならなかった、そんな頃のことです。

茨城県西部から大阪の門真市まで、2トン車のチャーター便で行く仕事が何回かあったのですが、当時の全線高速移動で、渋滞が特に無くても8時間くらいは掛かっていたと思います。
ということは、下道ならおおよそ倍の15時間は掛かるはずですが、その仕事では高速代が出なかったので、往復下道で行かなければならずとても大変な思いをしました。
そんな大変な仕事で、ある時期の2回だけ・・・こうして自分で書いていても不思議な事なんですが、全線下道を走ったのに約9時間程度で着いてしまったことがありました。

積込を終えて、事務所に立ち寄り風呂を済ませて出発したのは、23時を回った頃でした。
早ければ14時くらいに到着できるかな?なんて気持ちで走りはじめました。その当時は国道4号線から環七、国道246号そして国道1号線。今は無くなりましたが、複数の有料道路があり、深夜0時から6時までが無料で走れるゴールデンタイムを活用しての節約ルートをひたすら走っていました。
普段でも2トン車で荷物が軽ければ、スピードは自ずと出ていたとは思いますが、件(くだん)の2回起きた不思議な出来事は、気味が悪いほど渋滞もなく、交通量がとにかく少ない日で、道中の記憶の中で、特別何も残ることも、感じることもありませんでした。
ただ、言えることは2回とも大体同じ時間の23時頃に出発して8時前には到着し、荷下ろしを終えたのは9時前。
雇い主の叔父に作業終了の連絡をすると「高速を使ったのか?」と、あまりに早く着きすぎたので聞かれても当然の話ですが、全く高速や有料道路を使っておらず、今で言うETCカードみたいな別納カードも預かっていなかったので、正直に言っても信じてはもらえませんでした。
話を終えて帰路につきましたが、帰りはどんなに飛ばしても(走る時間も関係しているとは思いますが)しっかり15時間以上は掛かっていました。

ドライブレコーダーも、ETCもない時代のことなので、今となっては証明できませんが、間違いなく言えることは下道なのに5時間も短縮していたこと、加えて走っている間の記憶が抜け落ちていること。
どこをどう走ったら下道なのに9時間で移動出来るのか、未だに解りません。
もしかしたら、時空の歪みにでも入ってしまったのか・・・
説明できないのが残念ですが、なんとも不思議な出来事でした。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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