みなさんは怖い話はお好きですか?
このブログでは、私Cozyが実際に体験した恐怖体験・不思議な体験談を書いています。
今日の話は、私Cozyが罰当たりな行為で起こった数年に渡る話でございます。
親戚の仕事から離れることになり、フリーの求人広告誌で見つけた運送会社に就職したのは、まだ20歳を過ぎた頃でした。
はじめての4トン車。しかも通称オバケと言われる超超ロングの箱車のトラックで、運ぶものは食品トレーなどの軽量物。最大積載量は2トン。
大型の箱の大きさだったので、最初はかなり戸惑ったことを覚えています。
その会社では、大手のトレーメーカーの工場間の輸送がメインで、私Cozyは関東→中部の定期便で週に3回、次の週は2回といった感じで、1往復2日の行程での仕事でした。
高速道路代金を節約すると、7割バックされるということでできる限り下道で走ることを、ドライバーの殆どの方はしていました。
単価が安い物を運ぶので、あまり給料が高くない(^^;
なので、少しでも給料を上げるため涙ぐましい努力が必要でした(>_<)
長い4トン車にも慣れてきた、季節は紅葉前の10月頃のことです。
「雪の季節以外は交通量が少ないし走りやすいから、節約して走るなら長野を抜けた方がいいよ」と先輩ドライバーに教えてもらってからは、関東から岐阜や愛知へは、埼玉→群馬→長野→愛知または岐阜という感じ。
今なら、関東から愛知への下道移動なら、国道1号線のバイパスも無料になり、国道23号線のバイパスもかなり出来て、とても便利になってきましたが、当時は山側を走ったほうが良かったんですよね。
そんなある日の岐阜からの帰り道、工場の積み込みを終えて国道19号線を関東に向かって走っていた時です。確か・・・瑞浪市の中央道と並走しているあたりだと思うんですが、何十年も経ってしまっているんで、記憶がはっきりせず場所は定かではございませんが・・・
急に眠気に襲われたので、道路が少し広くなった所でトラックを停めて、後ろの寝台で少し仮眠を取ることにしました。
すぐに眠りにつけたと思うんですが・・・突然、寝ている自分の体にドサッと、誰かが覆い被さるような衝撃がありました。慌てて体を起こそうとすると、顔の右側・耳あたりに自分ではない誰か(?)女性(?)のパーマをかけた長い髪の毛が上から当たっていることに気付き更にパニックになりました。
何がどうなっているのか解らず、パッと起き上がったときには長い髪の女性のような気配はなく「なんだ夢か・・・すげぇ怖いリアルな夢だったなあ」なんて、一呼吸して何気無く運転席側の寝台の窓を見ると、あまりにも不思議な光景が見えてきたんです。
一台のダンプカーが走って来るのが見えます。そして、なんとダンプカーは道路を歩いている女性を跳ねたんです。
その跳ねられた女性は、今自分がいるあたりに飛ばされて倒れこんだ。
「あれ?まだ夢から醒めてないのか?現実じゃないのは解るけど、何だろう・・・すんげえ怖い」と思ってぎゅっと目をつぶると今度はフッと、そう白昼夢を見たというのか急に我にかえりました。
表現がうまく出来なくて申し訳ないんですが、夢と現実の境目がとても曖昧で、目が覚めたはずなのにどうもすっきりしません。
少しの間、呆然としたままだったんですが、急にトイレに行きたくなってしまったので、いけないことですが、外ですることにしたんです。
高速道路の下側の壁に向かって用を足していると、最初は気付かなかったんですが、すぐ横に花が咲いているのが見えました。綺麗に咲いている花だなぁって思って、よく見ると花瓶に刺さってるんですよね・・・
たまに見かける、ここで死亡事故がありました的な感じで供えられていたんです( ̄□ ̄;)
気まずくて、急いでトラックへ戻ろうとして気づきました。
その花は、ちょうどトラックの寝台の真下に供えてあるんです。
もしかしたら、自分はこうして死んでしまったんだと伝えたかったのかと思ったら、急に切なくそして申し訳ない気持ちになり、お花の方へ手を合わせてお詫びをしてからトラックに乗り込み帰路につきました。
【教訓】
寝る時、外で用を足す時(昔も今も本当はしちゃダメですけど・・・)は周囲に気をつけて迷惑にならないよう気をつけましょう!
この話には数年後までの続きがありますが、長くなってしまったので、今日はこのあたりで終わりにしようと思います。
のちに何度か現れることになるので名付けた、ソバージュ髪の”ソバージュさん”との出会いの話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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